AIWA MD/CDステレオコンポ XR-MD500の修理 2008.03.22

     1年半前に修理したAIWAのMD/CDステレオコンポ「XR-MD85」の購入と相前後して購入した娘専用のコンポが「XR-MD500」です。既に購入して10年を経ていますが、MDやCDは今でも問題無く動作しています。

     このコンポは、カセットテープ(オートリバース、ドルビーB)、AM/FMチューナー、3MDチェンジャー、3CDチェンジャーと欲張った構成です。さらに背面には、アナログのVideo/AUX入力、デジタルのSPDIF-IN があります。SUPERWOOFER端子もついています。もう何でもかんでも詰め込んで見ましたという製品です。

     出力は30W+30Wの余裕の60Wで、2ウェイのスピーカーがセットされています。スピーカーネットは、ピンクとブルーの2色が付属しており、好きな方に交換できます。CDからカセットとMDに同時に録音することが出来るなど、録音モードも多彩なモードを備えています。定価は、65,000円でしたが、4万円台で購入した記憶があります。

     このコンポもXR-MD85と同様、カセットはほとんど使用していません。そのためという訳でも無いのですが、やはり経年により、MD85と同様に、電源を入れた直後、カセット部分からカタンカタンと異音を発するようになりました。カセット蓋も中で何かがひっかかってオープンしません。カセットは聴かないので、この一年余りそのままほおっておいたのですが、やはり異音がうっとおしく修理することにしました。

     修理といってもおおげさなものではなく、経たってしまったゴムベルトを交換するだけで済みました。


    カセット以外はまだまだ元気 背面にはライセンス表示 このカセット蓋が開かない
    カタンカタンと異音もする
    右側側面カバーを外す
    中段に3MDチェンジャー、下段に3CDチェンジャー


    左側面カバーを外すとメイン基板があった トップカバーを外すとカセットメカが丸出し カセットメカを取り外す メカを裏返して見るとゴムベルトはヘタってゆるゆるだった


    メカから取り外した2本のベルト 例の如くゴムシートからベルトを作成して交換 メカを取り付けて音出しテスト TAPEの動作表示も上々