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このサウンドカードは設計不良か? ATC 6631W |
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ATC-6631Wは,YamahaのオーディオチップYMF-719とQSOUNDのDSPチップを使用したハードウェア・ウェーブ・テーブルMIDIをサポートしたISAのサウンドカードです。ハードウェア・ウェーブ・テーブルMIDIを搭載していない型番が6631Dの姉妹品もあります。どちらもYmersionというYamahaオリジナルの3Dエンハンス機能を持っており,さらにドライバソフトはどちらもソフトウェアウェーブシンセサイザー機能をサポートしています。
![]() Yamaha OPL-3 YMF719 オーディオチップ |
![]() 左:MIDIインタプリタDSP 右:Wave Table ROM(1MB) |
「相性の問題かも知れませんね。新品と交換しましょう。交換したカードも同じ症状が出れば相性の問題でしょう。もし直れば今日お持ち頂いたこのカードの不良ということになりますね。とにかく交換しますので試してみてください。」交換した新品カードをマシンにセットしテストです。結果は同じです。やはりDSPチップのあたりを手で触れた時に数秒間鳴るだけです。果たして,TwoTopのサポートが言っていた相性の問題ということになるのでしょうか?どうにも腑に落ちない現象です。
![]() DSPのリセットとインバータ出力を ジャンパー接続した |
![]() DSPのリセット(17番ピン)に接続 |
![]() インバーター(TRのコレクタ出力)に接続 |