C compiler systemX1 用の C コンパイラーが完成しましたので「第5回I/Oプログラムコンテスト(第2次募集)」に応募します. 一般的にパソコンで C 言語を動かすためには、フロッピーディスクと CP/M 等の OS を必要とし、それなりの投資が必要です. 今回、作成したコンパイラーは、X1 本体とディスプレイの基本構成のみで動作しますので手軽に C 言語の雰囲気を楽しめるものと思います.ただ、基本構成で動かすためにテープシステムとなっており、操作牲が若干劣るのは仕方ないこととおもいます. 本コンパイラーには、次のカセットテープをセットしています.
エディタ・アセンブラは、独立したアセンブラとしての使用も可能となっています. これらのシステムプログラムは、テープから一括してメモリにロードしますので、C プログラムの作成・コンパイルの過程でシステムプログラムをロードし直す必要はなく、操作性が良くなっています. 本コンパイラが取り扱う C は整数型のサブセット仕様となっていますが、C の入門用としては充分使用できるものと思います.アセンブラにおいては、一般的なザイログ形式のニーモニックを使用しています. それでは、使用方法等順次説明します. |