山間にある自宅の住宅地では、この時期、一日中お天気が安定することはあまりありません。朝方、晴れていたかと思えば、すぐに曇ってきたり、雨雲や雪雲が突然沸いて出てきたりします。そんな鬱陶しい毎日でしたが、今日は、一日中、快晴のお天気が見込めるようです。
そこで急に山に出かけようとしたのですが、既に時間遅く、遠くには行けませんので、近くのまだ歩いていない藍那古道を歩いて見ることにしました。
藍那古道は、別名義経道とも呼ばれ、源義経一行が、鵯越を目指して密かに通った由緒ある道で、丹生神社前バス停から藍那小学校までの道です。
この道を歩くだけでは面白くありません。そこで、大滝口バス停から山田の里に下り、六条八幡宮を経由して、丹生宝庫から丹生神社前バス停に出ました。
バス停からは、藍那古道に入って、藍那小学校を目指しました。古道は、モトクロスバイクやマウンテンバイクがよく通る道のようです。道の至る所に、轍の後や、水たまりができていました。
ここの道は、丹生山系縦走路でもあります。縦走路は、今歩いている方向の逆のコースとなり、藍那小学校から、藍那古道を経て、丹生神社(丹生山)に登り、さらに、帝釈山、稚児ガ墓山、花折山、黒甲越東道から大蔵山を経て神戸電鉄岡場駅へと向かう20数キロの縦走路です。六甲全山縦走路ほどではないですが、結構ロングコースの道です。以前は、大会が行われていたようです。いつか機会を見て全線を通して歩いてみたいものです。
途中、長坂山への分岐がありました。ここを通り越して藍那小学校前に一旦出て、縦走路のスタート位置を確認した後、下って来た道を引き返し、長坂山への分岐から長坂山へと向かいました。
長坂山手前に一つピークがあります。「まりの山」と名前がついていました。ここの急な登り坂で、緩んだ地盤に足を取られ転んでしまいましたが、ズボンを汚しただけで無事で幸いでした。
長坂山の頂上の先の送電鉄塔のある開けた所の斜面で昼食休憩を取りました。休憩の後、長坂山から下ります。この下りとなる長坂山道は、数年前に一度歩いた道です。午前中に通過してきた六条八幡宮に続きます。
昨年末のハイキングと同様に、万丈谷橋からは、西脇山の麓の道を経由して自宅に戻りました。およそ4時間程の歩程でした。
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自宅を出て途中ローソンでおにぎりを調達し、大滝口バス停へとやって来ました。 |
バス停のこの階段を下って山田の里へと下って行きます。 |
山田の里の道は、近畿自然歩道に指定されています。 |
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今日は暖かいです。のんびりと田舎の中の道を歩いて行きます。 |
近畿自然歩道の道案内に従って六条八幡神社を目指して行きます。 |
ここで一旦国道428号線に出ます。ここを左に折れます。 |
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国道を少し南に下ってここを右に入ります。 |
ここの道は、近畿自然歩道のほかに太陽と緑の道でもあります。 |
前方の無線鉄塔の立つ山はシブレ山です。その山裾には、六甲国際ゴルフ倶楽部があります。 |
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無道寺への道の分岐点にある新兵衛石です。 |
新兵衛石の碑です。ここ山田の里は歴史ある所です。 |
新兵衛石の道向かいに立つ道標です。大滝口バス停から約2キロ歩いてきました。 |
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さらに道を西に進み、ここで右の細い道に進み八幡神社に向かいます。 |
後200mで神社です。 |
神社の境内へと下って来ました。 |
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本殿前です。今日の道中の無事を祈願しました。 |
六条八幡宮の説明板がありました。流鏑馬神事もあるようです。 |
神社の前の広い道です。ここで流鏑馬が行われるようです。向こうの方へ歩いて行きます。 |
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次は、丹生山方向へと進みます。 |
鳥居を越えた先で、振り返って神社を眺めています。 |
目指すのは、丹生神社の宝物を収めた丹生宝庫です。 |
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舗装された田んぼの中の農道となっています。 |
神社から1.3キロの地点です。 |
道から歩いて来た東の方向を見ています。向こうに、摩耶山や石楠花山が望めます。 |
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丹生神社への分岐点に来ました。昨年末には、向こう側から下って来ました。 |
これが、分岐点に建つ丹生宝庫です。神社の宝物が収蔵されています。 |
宝庫手前にある東屋です。ここで小休止を取りました。 |
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東屋を出て、道を南下します。 |
鳥居の向こうに見えるバス停が、「丹生神社前」です。 |
ここから藍那を目指します。歩いて行く道は、藍那古道といって、その昔義経が鵯越へと通り抜けた道でもあります。 |
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バス停から道路向かいの古道に進みます。 |
この道を進んで行きます。向こうの住宅の所で左に折れます。 |
太陽と緑の道の札がありました。この道で間違いありません。 |
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山裾へと道は続きます。 |
前方に見える山は、昨年末に登った稚子ケ墓山です。 |
山の中へと道が続いて行きます。 |
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舗装道路です。昨日までの雨で濡れています。 |
分岐に来ました。 |
ここは、右折するようです。「モトクロスバイクにちゅうい」が気になります。 |
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ちなみに真っ直ぐに行くと、 |
すぐ左手に鷲尾家の墓地があります。 |
この上に墓地があるようです。上には行かずに分岐に戻ります。 |
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分岐点を右に、道を登って行きます。 |
いきなり、マウンテンバイクの集団に出くわしました。 |
山道は、バイクの轍でぐちゃぐちゃです。 |
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雨が重なって泥んこ道になっています。 |
こんな酷い水溜りが何箇所もありました。 |
ここの道は、丹生山系縦走路になっています。藍那から丹生山、帝釈山、稚児ケ墓山、花折山、黒甲越から大蔵山に抜ける20数キロの道です。 |
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水平な道が暫く続く所がありました。 |
カット |
木漏れ日の冬の暖かな日差しが差す道です。 |
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こんなに大きくえぐれたところもありました。 |
林道のような所に下ってきました。 |
道は簡易舗装されています。終わりが近いのでしょうか? |
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舗装道路に合流するようです。 |
藍那へと右折します。 |
舗装道路を下って行きます。 |
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左手に道案内のある分岐点が見えてきました。 |
道案内です。どうやらここが長坂山への分岐点のようです。 |
藍那小学校前まで下って、また戻ってくることにしました。 |
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藍那小学校前に着きました。 |
小学校を後にして、下って来た道を戻ります。 |
道を真っ直ぐに登って行きます。 |
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先ほどの長坂山への分岐に戻って来ました。右の道に進みます。 |
谷沿いの道から始まります。 |
谷に沿って登って行きます。 |
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登りきると田園に出ました。 |
田園の中を行きます。 |
また山の中へと入って行きます。 |
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登り道で下ってくる団体に出会いました。こんなマイナーな道でも土曜日ともなればハイカーに出会うものです。 |
分岐点には、親切に道案内がありました。 |
長坂山手前のピーク、「まりの山」を越えて行きます。 |
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まりの山から一旦下って鞍部に出ます。 |
鞍部からは、泉台団地へと続く道が分岐しています。 |
鞍部から登り返すと長坂山頂上脇です。 |
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ここから頂上までの道を登ります。 |
ここが頂上です。何もありませんし眺望もありません。 |
頂上を通り過ぎて先に進みます。 |
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送電鉄塔のある開けた所に出ました。 |
三木方面が見渡せます。 |
こちらは反対側で、谷上、大池方面が見渡せます。 |
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ここで昼食休憩を取りました。 |
再び頂上へと引き返します。 |
頂上を越えて行きます。 |
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先ほどの頂上の脇の道です。左に、下ります。 |
暫く眺めの良い所を下って行きます。 |
開けた所を道が続きます。 |
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暫く道なりに下って行くと、林道に出ます。 |
林道を下って行くと先日歩いた万丈谷に出ました。 |
正面に帝釈山を望みながら北に向かって歩きます。 |
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万丈谷橋です。ここからは、昨年末に歩いた道となります。今日は迷わずに歩けそうです。 |
日の峰住宅地へと戻ってきました。 |
郵便局前の交差点です。 |
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住宅内を自宅に向かいます。 |
各地点の到着時刻、所要時間は次のとおり。
自宅 9時42分出発
〜(12分)〜大滝口バス停 9時54分通過
〜(32分)〜六條八幡神社 10時26分通過
〜(20分)〜丹生宝庫 10時46分着、10時54分発(8分休)
〜( 5分)〜丹生神社前バス停 10時59分通過
〜(59分)〜長坂山への道分岐 11時58分通過
〜(10分)〜藍那小学校前 12時8分折り返し
〜(10分)〜長坂山への道分岐 12時18分通過
〜(33分)〜長坂山頂上 12時51分通過
〜( 1分)〜送電鉄塔前 12時52分着、13時2分発(10分休)
〜(32分)〜万丈谷橋 13時34分通過
〜(28分)〜自宅 14時2分着
歩いた距離:約16km
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今日歩いたコース。 |
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