曽爾高原〜倶留尊山・亀山 2014.10.15

     台風19号が去り、今日からは晴天続きのようですので曽爾高原に出かけました。高原のススキの原を見るのと倶留尊山の登山が目的です。

     神戸から車で出発。阪神高速から西名阪道へと乗り継ぎ、針インターを降りて、国道369号線を曽爾村目指して走ること小一時間で、曽爾高原駐車場に到着しました。終日600円の駐車料金でした。この駐車場は150台も収容できるようですが、シーズン中の休日ともなれば溢れてしまうのではないでしょうか。

     お天気は、天理を過ぎたあたりから曇り空となり、ここ曽爾高原に至っても晴れ間はほとんどありませんでした。また、ススキの開花が遅れているのか、それとも訪れたのが時期尚早なのか、ススキの原の眺めがもう一つです。

     登山ガイドによく掲載されている指示コースどおりに、まずは、高原の中を亀山峠を目指して登ります。徐々に高度があがるにつれて曽爾高原の全容が眼下に見ることができるようになります。ススキはまだですが、緑の草原が絶景です。亀山峠までの道は、2,3箇所露岩がありますが、ほとんど丸太で整備された階段道です。

     亀山峠からは、左に折れて高原の淵の道を登って行きます。下からみていると楽そうに見えますが岩場もある急な坂道です。登るにつれてどんどん高度が上がり、眼下だけでなく遠方の景色もよく望めるようになります。

       道を登りつめて、樹林の中の道へと進みます。少し行くと、「この先は入山料が必要です」とかかれた道標がありました。二本ボソはここから300m先です。

     傾斜の緩い尾根の上の道を登って行きます。二本ボソの頂上手前に料金所がありました。大人二人分1000円を払って先に進みます。渡されたチケットの半券は、戻って来た時に渡すようになっていました。入山している現在の登山者数を把握しているのでしょう。

     料金所の先が二本ボソ山頂でした。ここから倶留尊山までは、一旦鞍部へと下り頂上へと登り返します。曽爾高原の延長にある山ですから、ここに来るまでは、楽に登れる山と思っていたのですが、そんなことはなく、鞍部へは、急峻な岩場の下りでした。岩場は先日の台風で濡れたままで、足元に注意していないと滑って危険です。太いロープが随所にありましたが慎重に下りました。

     鞍部から倶留尊山頂上までの登り返しの道は、岩場の急な坂道とはいえ、平坦な所が何箇所もあり登り易く感じられました。

     倶留尊山頂上広場は、二本ボソ方向に視界が開けた所でした。ここで昼食休憩を取った後、先ほど登って来た道を引き返します。料金所で約束通りにチケットの半券を渡します。

     亀山峠まで下り、そこから亀山目指して登り返します。アップダウンを2度ほど繰り返すと亀山頂上でした。亀山は、曽爾高原の中にある低い山ですから楽に登って行けました。

     亀山山頂で少し休憩した後、下山し、お亀茶屋で一服した後、駐車場へと戻りました。生憎のお天気でしたが、目的の半分の登山が出来たことで満足です。次回は、曽爾高原の散策だけを目的に訪ねてみたいと思います。


    曽爾高原駐車場に車を止めます。この駐車場は、150台駐車可能です。終日600円です。平日なので車は少ないです。 10:30 駐車場上の道路から高原へと進みます。 高原の中の遊歩道を進んで行きます。ススキの開花はまだ十分ではありません。


    お亀池の先の広場に来ました。この先の左に登る道へと進みます。
    ここから亀山峠に向かいます。
    丸太で整備された階段道がずっと続くようです。


    亀山峠へと登る階段道から高原を望みます。
    所々階段が切れたところもありました。


    徐々に高度を上げて行きます。


    登って来た道を振り返って見た所です。赤い建物は、国立曽爾青少年自然の家です。 亀山峠手前のところから見下ろしています。


    亀山峠に着きました。休憩はしないで、ただちに二本ボソへと進みます。
    亀山峠から見下ろす曽爾高原です。


    10:59 峠に立つ道標です。二本ボソまで800mとあります。この先の道を登って行きます。 二本ボソへ続く高原の淵につけられた道です。結構な傾斜です。
    所々このような岩場もありました。


    高原の北東角から見下ろしています。随分と高い所まで来ました。 高原から山道に入った所にこのような道標がありました。この先は有料のようです。 高原から二本ボソに向かう道です。岩場もありました。


    どうやらここで入山料を払うようです。大人一人500円です。結構高いですね。
    二本ボソ頂上手前の広場です。トイレもありました。 11:40 二本ボソ頂上です。ここから一旦鞍部へと道を下ります。


    鞍部を通過です。二本ボソからの下りは険しい岩場の道でした。 倶留尊山へと登り返しが始まります。危険な箇所には太いロープが設置されていました。入山料で整備しているのでしょうか。 12:23 倶留尊山頂上に着きました。ここでお昼にしました。


    倶留尊山頂上から望む二本ボソです。北側斜面は、紅葉が進んでいます。曽爾高原は、二本ボソの影に隠れて見えません。 13:02 山頂の北側ではリスの姿を見かけることが出来ました。昼食休憩の後登って来た道を引き返します。
    13:30 二本ボソに戻って来ました。


    二本ボソから見る倶留尊山です。斜面が色づいています。
    高原入り口へと戻って来ました。
    何度みても絶景ですね。


    亀山峠へと下ってきています。
    亀山峠に戻ってきました。
    14:07 ここから亀山へと向かいます。


    亀山へは、2度ほどアップダウンがありました。 14:23 亀山頂上に到着です。ここで15分程休憩を取りました。 亀山からの下り道の脇のススキです。ここが一番咲いていました。


    亀山頂上を見上げています。
    亀山からの下りの階段道終点からは、左に折れてから、樹林の中の道へと進みます。
    こちらも丸太階段の道でした。


    丸太階段の終わりです。
    山道を少し下ると。曽爾高原へと出てきました。お亀茶屋は営業してるようです。 お亀茶屋です。ここの草餅を頂きました。サービスでお茶を出してくれました。


    お亀茶屋前から見るお亀池と曽爾高原の全景です。この後駐車場へと戻りました。
    15:05 駐車場に無事に戻って来れました。駐車している車が結構増えていました。これからの休日は大層混み合うのではないでしょうか。


     各地点の到着時刻、所要時間は次のとおり。

    曽爾高原駐車場 10時30分スタート
     〜(29分)〜亀山峠 10時59分通過
     〜(41分)〜二本ボソ 11時40分通過
     〜(43分)〜倶留尊山山頂 12時23分着 13時2分発(39分休)
     〜(28分)〜二本ボソ 13時30分通過
     〜(37分)〜亀山峠 14時7分通過
     〜(16分)〜亀山山頂 14時23分着 14時37分発(14分休)
     〜(15分)〜お亀茶屋 14時52分着 15時0分発(8分休)
     〜( 5分)〜曽爾高原駐車場 15時5分着

     歩いた距離:5km