朝起きて見るとホテルから朝日に照らされた白馬三山が良く見えています。今日の高原ハイクはきっと素晴らしいものになるだろうと思ったのですが、ホテルを出発する頃には、ガスが立ち上がってきていました。随分と早い時間からガスが出るものです。
ホテルから車で走ること20分ほどで、栂池高原ゴンドラ乗り場に到着。こちらは、ゴンドラとロープウエイで構成された「栂池パノラマウエイ」にて登っていきます。ゴンドラは20分も乗りました。随分と長い距離を登ってゆくものです。ゴンドラを降りてロープウエイに乗り継いで、栂池ビジタセンターへと向かいます。
ビジターセンターの中を通り抜けると栂池自然園の入り口となります。自然園のルートガイドによると一周約5.5キロの行程のようです。ゆっくり廻ると3時間半から4時間程かかるようです。
園内のほとんどの道は、木道で整備されていますが、ワタスゲ湿原を過ぎて楠川から先の浮島湿原までの600mは、登りの登山道でした。
また浮島湿原からヤセ尾根下に向かう道は、木道ではありますが、薄暗い森の中の登りの道で、すれ違う人が居なければ随分と心細くなるような寂しい雰囲気の道でした。ヤセ尾根下から、急な尾根を登って行くと、園の一番奥に位置する展望台に出ました。ここは、園内の最高点で2020mあるようです。お天気が良ければここからの白馬の眺めが素晴らしいようです。
展望台から下って行くと展望湿原に出ます。ここからは白馬の大雪渓を真正面に展望できます。このことからここを展望湿原と呼んでいるのでしょう。ここは、山々を展望するだけの所で目の前にある湿原を散策することは出来ません。
展望湿原からモウセン池を経由して浮島湿原へと下って行きますが、途中に「銀命水」と名づけられた小川の水場がありました。ここを流れる水は、白馬の雪解け水で水温が低く、あまりにも冷たいので手を長く浸していることは出来ませんでした。飲んでみるとそれはそれはおいしい水でした。
湿原のハイキングは、お天気は良くて良かったのですが、昨日と同様、白馬の山々がガスの中で残念でした。私たちの歩いた時間ですが、入り口に入ったのが9時20分で、また入り口に戻って来たのが13時でしたので、3時間40分となりました。ほぼ、ガイドブックのとおりとなりました。
栂池高原を後にして、近くの岩岳ゆり園に立ち寄ってみたのですが、ゆりの開花状況がおもわしくないとのことでしたので、ゆり園には、登らずに、そのまま神戸に帰ることにしました。
白馬村を15時過ぎに出発し、神戸の自宅には、21時40分頃に到着しました。
 |
 |
 |
早朝、ホテルから望む白馬三山。天候は良い。きっと絶景が拝めるだろう。 |
三山をズームアップ。左から白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳。 |
昨日歩いた八方尾根を望む。 |
 |
 |
 |
八方尾根をズームアップ。 |
ここハイランドホテルに一泊した。 |
ホテルから車で20分程で、栂池高原に到着。ここから「栂池パノラマウェイ」で登って行く。 |
 |
 |
 |
めざすは、栂池自然園。 |
ゴンドラリフトで登って行く。 |
前方左に三山が望める。白馬鑓ケ岳は、横から見ているので尖っては見えない。 |
 |
 |
 |
終点の栂の森駅が見えてきた。乗車時間20分と乗り応えがあるゴンドラだ。時間はまだ早いがもう三山はガスの中に入ってしまった。 |
ここが栂の森駅。 |
栂の森駅からロープウエイに乗り換える。 |
 |
 |
 |
ロープウエィの駅まで250m程歩く。 |
ロープウエィの駅が見えてきた。 |
ロープウェイを降りたところにあった案内板。 |
 |
 |
 |
ロープウェイを降りたところから400mほど歩いて栂池ビジターセンターへと向かう。正面の建物は栂池ヒュッテ。 |
こちらは、栂池山荘前。 |
向こうに見える黒い屋根の建物がビジターセンター。 |
 |
 |
 |
ビジターセンターの中には写真付きのマップがあった。 |
センターの中を通って自然園の中へと入る。ここが自然園の入り口。 |
湿原には、木道が整備されている。 |
 |
 |
 |
ここはミズバショウ湿原。ミズバショウはもう咲き終わってます。 |
ミズバショウは終わってますが、色々な高原植物が咲いています。 |
湿原の中の休憩所。 |
 |
 |
 |
200m程湿原の周りを歩いたところです。 |
ワタスゲ湿原へと進みます。 |
左右の分岐。左の風穴のある道へと進みます。右の道は、戻りに使います。 |
 |
 |
 |
ここが風穴です。岩の間から冷風が吹き出してきます。 |
穴の中の温度は、3度でした。 |
ここからワタスゲ湿原です。ワタスゲ湿原から浮島湿原へと進んでいきます。 |
 |
 |
 |
ワタスゲ湿原内の木道。正面には白馬三山が見えるはずなんですが、ガスってて見えません。 |
ワタスゲ湿原の中を通過していきます。 |
ずっと木道が続いています。 |
 |
 |
 |
ワタスゲ湿原を抜けると楠川を渡ります。 |
楠川を渡ってすぐにトイレがあります。綺麗に整備されてました。 |
そのトイレの対面にある道案内。この先は、登山道のようです。 |
 |
 |
 |
楠川から浮島湿原に向かう登山道の途中で振り返って見たところです。随分と遠くまで来たものです。更に奥へと進んでゆきます。 |
浮島湿原に到着しました。 |
こちらもたくさんの花が咲いています。 |
 |
 |
 |
浮島湿原の周回路を歩いていきます。向こうに見えるのも周回路です。 |
こちらの湿原も木道が整備されてます。 |
ニッコウキスゲとワタスゲの群生です。 |
 |
 |
 |
周回路で戻ってしまうのではなくヤセ尾根下を経由して展望湿原に向かいます。 |
浮島湿原から山の中の木道を登ってヤセ尾根下にやってきました。 |
ここからは、急な尾根道を登ります。登った先には展望台があります。 |
 |
 |
 |
小さな展望台です。ここから他山道と木道を下ってゆきます。 |
下りついた所が展望湿原の入り口です。 |
展望湿原にあった案内板。自然園の一番端の方まで歩いてきたことになります。 |
 |
 |
 |
ここが展望湿原です。湿原の向こうに白馬大雪渓が望めます。ここからモウセン池へと木道を下ります。 |
正面のピークが先ほど通過した展望台です。 |
ここがモウセン池です。 |
 |
 |
 |
ビジターセンターが随分と遠くに見えます。直線距離にして2キロ程でしょうか。 |
途中に水場(銀命水)がありました。水場の水は雪解け水で、それはそれは冷たかったです。 |
浮島湿原に戻ってきました。 |
 |
 |
 |
湿原の入り口へと戻ってゆきます。さらに、ワタスゲ湿原へと戻ってゆきました。 |
楠川の手前まで戻ってきました。 |
ワタスゲ湿原に戻ってきました。もう一方の道で戻ります。 |
 |
 |
 |
ワタスゲ湿原を戻っていきます。向こうに見える道は、来た時に歩いた道です。 |
ここから出口へと向かいます。 |
ミズバショウ湿原を左に見ながら出口へと進みます。 |
 |
 |
 |
ここ栂池山荘の1階レストランにて、昼食の蕎麦を頂きました。 |
栂池ヒュッテにも立ち寄ってみました。 |
ロープウエイ乗り場へと道を下ってゆきます。 |
 |
 |
こちらは、ゴンドラ乗り場です。 |
栂池高原駅にて今日のハイキングは終了です。 |