六甲山ハイキング 大池〜石楠花谷〜ダイヤモンドポイント〜ノースロード〜地獄谷東尾根〜大池 2007.3.31

     今日も谷歩きを楽しんで見る。コースはこうだ。

     大池駅を出発、石楠花谷を遡行し、ダイヤモンドポイントに出る。ダイヤモンドポイントからノースロードを辿りシュラインロードに向かう。シュラインロードを少し下った所にある地獄谷東尾根への取り付きから東尾根道を下り、大池駅に戻るというものだ。

     今日の天気予報は午後から下り坂。先日の地獄谷の遡行、西尾根道の下りから判断するに今日のコースも12時過ぎには大池駅に戻って来れるだろう。午前中の晴れ間の内に終えることが出来そうだ。

       石楠花谷のハイライトは下流部の滝群、上級コースとなる谷沿いの道だ。これらの滝を越えて見たい。果たしてトレッキングシューズという軽装で越えて行けるものだろうか。また道に迷わず無事にダイヤモンドポイントに辿りつけるのだろうか。

     結果、石楠花谷を無事に遡行しダイヤモンドポイントに辿り着いた。一昨日の雨による増水が懸念されたが、幸いにも大した水量ではなく足元を濡らす事もなかった。可能な限り沢の中を歩くようにしたためか、思いの他、時間を要してしまった。地獄谷に比べると難易度は高かったが、赤ペンキや赤テープが良い道案内となってくれた。マーキングしてくれた先達に感謝したい。

     思惑外れがもう一点、地獄谷東尾根の下り道が以外と長かったことだ。道が下るかと思えば、また登り返すという事の繰り返し。

     西の方に見える西尾根道がそろそろ終盤に近いというのにこちらはまだ高い尾根の上を歩いている。いつになったら終わるのかと単調な下りと登り返しの繰り返しに飽きて来た頃、変化に飛んだ見通しの良いザレの尾根道歩きが出現する。

     午後からのお天気が下り坂で、時折強風が吹きつける中、モチベーションがちょっと落ちて来た頃、こんな面白い道が現れても楽しい気分になれなく、残念であった。この東尾根道は逆に辿るほうが面白いのかも知れない。

    神戸電鉄大池駅
    今日はここを出発してここに戻る
    住宅地を抜けて高速道に続く車道に出る
    コース案内板が見える
    兵庫登山会設置の案内板
    今日はシャクナゲ谷に向かう
    谷川沿を目指す


    テニスコートへと道を下って行く
    石楠花谷への取り付きに着く
    正面の渡河した先が林道に繋がる
    上級コースは川床を進む


    水深は浅い、飛び石伝いに遡って行けそうだ
    地獄谷からの流れが左側から合流する
    最初の滝が見えてきた。両岸に岩が迫る


    もう少し近寄ってみる
    滝身の左から越えていけそうだ
    近寄って左の岩棚を観察する
    足場確保も容易そうだ
    岩棚に取り付く


    岩棚から見る滝と滝壷
    岩棚を乗り越え、前方を見る
    右下が滝の落ち口
    次の滝が見えてきた


    右側に巻き上げて行く道が見える
    滝に近付いて見る
    正面左の飛び石を伝い、滝の左の岩棚を越えていけそうだ
    近寄って左の岩棚を観察する
    足場確保も容易そうだ


    滝を越えてから下流方向を振り返る
    滝を越えた先を右に曲がる
    右折すると次の滝が待ち構えていた


    右手方向を見る
    写真右側は今遡行してきた下流方向
    少し近付いてみる
    正面右にロープが垂れ下がっている
    右手側、滝壷を囲む岩壁を観察する


    正面右手の岩壁に垂れるロープを掴むには?
    滝壷の端だが水の中に入らないと駄目だ
    右手の滝壷を囲む岩壁が登れそうだ


    岩壁に登り、周囲を見回して見る
    まだ高速道路の下辺りだ
    対岸の聳え立つ岸壁


    眼下の滝壷を見る
    しつこくもう一枚
    滝を越えた先の方の下を見る
    ここを降りていかなきゃならない


    幸いとロープがあるので安心だ
    ロープを使って降りた所から先程の滝の方を振り返る
    先程まであの上に居た


    高速道路を走る車の音が邪魔だ
    降りた先を左に曲がった所
    左岸(右手)を歩いていけそうだ
    その先を右の曲がった所
    ここも左岸の岩の上を歩いていく


    小さな落差を流れる清水
    この先は、石伝いに歩けそうだ
    先に堰堤が立ち塞がる


    河沿いにあった警告板
    この辺りは松茸山らしい
    どでかい堰堤だ
    後ろを振り返って見ると
    高速道路が見える


    堰堤を流れ落ちる水
    堰堤を流れ落ちる水
    右手方向に巻き上げ道が見える


    巻き上げ道に取り付き堰堤を振り返る
    急登な巻き上げ道
    堰堤の上に出る


    この堰堤は、第二砂防ダム
    右に行くと初心者コースの林道に合流する
    堰堤を越えて谷に下る


    越えた上流側から堰堤を見る
    足下は湿地帯になっている
    振り返って見る
    湿地帯を過ぎると砂地になる


    この先通せんぼになっているが無視して進む
    先に進むと2段の滝が出迎える
    一段目の滝壷を背伸びして写真に撮る


    滝の右手の岩棚にロープが見える
    あそこを歩いて滝を越えるらしい
    岩棚に近付いて良く観察する
    濡れていて滑りそうだ
    岩棚のもう一つ上を歩いて越すことにする
    滝を越す途中に滝壷を見下ろす


    滝の落ち口を見下ろす
    滝の上流部を見下ろす
    滝の水は右から流れ込んで来ている


    滝を越えて進む
    右手には小さな滝がある
    右手方向に曲がって進む
    写真左下が滝の落ち口
    落ち口を横から見る


    落ち口を上流から見る
    先の岩だらけの沢へと進む
    右手の岩の上を進んでいく


    連続する小滝を越えて行く
    今日初めての標識
    下半分苔むして朽ちかけている
    沢を更に進む


    岩コロだらけの河原状の所に出た
    中州状の所でちょっと一休み
    またもや堰堤が立ち塞がる


    堰堤を右に巻いて上がる
    堰堤を巻く急登な道
    堰堤の上に上がる
    堰堤に名前は無い?


    谷に降りずに、ここからは山腹の道を進む
    今日初めて歩く道らしい道
    林道に合流した
    上流方向


    合流点から見る林道下流方向
    少し行くと水場があった
    水質を気にせずに一口飲んで見る
    林道も段々と細くなっていく


    堰堤にぶつかってしまった
    緩やかに右に巻いて行く道がある
    この堰堤が第三砂防ダムだった
    初心者コースを歩くとここまでの滝は見られないことになる


    ダムの上流側を見下ろす
    ダムの上流側に降りて見た
    堆砂で埋まっている
    谷の上流に向けて進む
    小さな石ころだらけだ


    徐々に谷幅も狭くなってくる
    岩だらけの谷を進む
    ここから右岸(左)の沢沿いの道を進む


    この先で左岸(右)に渡渉するようだ
    右に標識が見える
    今日見た2つ目の標識
    誰が作ったか可愛いケルンが道の真ん中に


    沢に入ると2段の堰堤にぶつかる
    振り返って見る沢に出てきた道
    堰堤の左手に巻く道がありそうだ


    堰堤に近付いて見ると
    堰堤の手前左手に階段道があった
    階段道に進む前に振り返って見る


    2段の堰堤は第四砂防ダムらしい
    こちらは副ダムだ
    堰堤の上から下を見る
    次の大きい方の堰堤(主ダム)に向かう


    主ダムに上がる階段道を登る
    平成6年設置の第四砂防ダム
    対岸の尾根を見上げて見る


    副ダムの上部を見下ろす
    主ダムの上流側を見下ろす
    谷に下る階段道


    谷に下って主ダムを見る
    上流方向に谷を歩き出す
    岩だらけの沢を進む


    変化の無い岩だらけの沢
    先に小さな滝があるようだ
    沢の中に標識がある
    洪水があれば流れてしまうぞ


    緩い傾斜の滝だ
    左を通っていけそうだ
    近付いて見ると流れは早い
    左を越えながら滝を見下ろす
    写真右が下流方向


    先にまた滝が出現
    ここも左を越えていけそうだ
    滝の左を進んで行く
    今度は、小さな滝が出現
    左の巻き道に進んで行くことにする


    巻き道から見る小さな滝
    谷を見ながら巻き道を進んで行く
    巻き道は徐々に登って行く


    ここから左にカーブして行く
    巻き道を進む
    赤ペンキを目印に巻き道を進む


    左手眼下に谷の沢が見える
    巻き道を進む
    標識があるので道は正しい
    一度谷に下り岩場を進みこの先右手の巻き道に進む


    巻き道を登ると分岐があった
    左直進:石楠花谷、右:尾根道
    谷の方向に進んで行くと堰堤があった
    巻き道は堰堤を巻いていたのだ
    堰堤を見る


    堰堤の先に下りずに右に曲がって進む
    赤ペンキの矢印の指す方向へ進む
    巻き道を進む


    沢の岩場へと進む
    標識にダイヤモンドポイントの文字が
    正しい道を辿っている
    この先は、また左の巻き道へと進む


    足下を良く見ると炭焼窯の跡があった
    炭焼窯クローズアップ
    ここで2回目の一休み


    赤ペンキを目印に巻き道を進む
    対岸にガレの崩れた斜面が見える
    赤ペンキを目印に巻き道を進む


    時折、右に左に沢を渡渉する
    沢の中のガレた岩場を進む
    滝と倒木・流木が道を塞ぐ
    左の斜面を巻いて上がるようだ


    巻き道の取り付きにある案内板
    巻き道は濡れた斜面だけにロープが頼りだ
    斜面を左に巻く道を進んで行くと眼下に滝が出現


    滝の右手(左岸)にザレの崩れた斜面が見える
    この先で沢を越え、正面の崩れたガレ場に進む
    ガレ場を少し登ると左手に巻き道がある


    小さな案内板が立てかけてあった
    一雨くれば無くなってしまいそうだ
    左に見える巻き道
    巻き道を進んで行くと左手に滝が出現
    道はこの滝を巻いていたようだ


    滝の上部へと道は進む
    その先にも滝が見えるが、右の巻き道を進む
    巻き道から見る滝の姿


    滝の上部で右から左に移り、滝の落ち口を見る
    またまた先に滝が出現するが、この先で左から右に沢を渡り巻き道を進む
    巻き道から見る滝の姿


    いつしか沢の水がなくなる
    谷の源流部か?
    谷とは思えない周囲の様相
    その先で一本の笹薮道につながる


    笹薮道は上に登って行く
    地獄谷西尾根のダイヤモンドポイントと水晶山の間に出る
    登って来た道を振り返って見た所


    ダイヤモンドポイントを目指して進む
    ダイヤモンドポイントに着いた
    ここで昼食休憩を取る


    ダイヤモンドポイントからの眺め


    ノースロードを東に進む
    丁字ケ辻方向への分岐
    家族連れが道を確認していた
    地獄谷道への分岐
    ここは右にやり過ごして進む


    山道から舗装道に上がる
    ここにあった道標
    シュラインロードとの出合は近い
    シュラインロードに出た


    出合にある道標
    ここを左に曲がる
    シュラインロードを進む


    お地蔵様の祠
    無事を祈願する
    こちらのお地蔵様にも祈願する
    左手に地獄谷東尾根の取り付きが見えてきた


    ここが取り付き
    間違いない
    標識の色が赤いのは地獄の意味?
    笹薮道で始まる


    少し行くと小さな広場に出る
    ベンチもある
    広場を過ぎるとまた笹薮道


    この辺り一帯はこんな道
    丈の低い笹薮道が続く
    笹薮道を下る


    登り返す
    一旦下って、先で登り返す
    荒れた岩場の尾根


    その横をすり抜けて行く
    またまた笹薮の道
    杉植林もある


    ここが六甲アルプスへの分岐
    左:東尾根、右:六甲アルプス
    六甲アルプスへ向かう道
    こちらの東尾根の道を進む


    ザレた道を下る
    滑落に注意
    岩場の横を進む


    開けた場所から見る西方向
    地獄谷西尾根から花山・谷上方向


    花山方向をクローズアップ
    日の峰住宅をクローズアップ
    日の峰住宅をクローズアップ


    道を下って行く
    道を下って行く
    大きな岩を越えて行く


    岩場の中のザレた急な下り道
    足下が滑る
    今朝方くぐった高速道路の高架が見え出した
    終わりは近い?
    ザレた道が時々出現する


    東方面を望む
    六甲山へ向かう車道が見える
    道を下って行く
    眼下に堰堤が見える
    地獄谷の堰堤?


    尾根道を進む
    工事用の電気ケーブルがはわしてある
    工事用ケーブルの下を通過していく
    樹木は伐採されている
    上の方はこんな感じ


    風化したザレた尾根道
    時折強風が吹きつける
    風化して荒れた東尾根の斜面
    ザレた急な下り道を下って行く


    山中の下り道
    花山・谷上方向を望む
    工事用ワイヤーを引き留めた所にきた


    ワイヤーが地獄谷道へと延びる
    どのような止め方がしてあるのだろうか?
    なぜか2枚も撮ってしまった


    時々出現する風化した尾根道
    邪魔するものがないので景色は良い
    暫く続く風化した尾根道
    地獄谷西尾根の尾根道が良く見える


    そのクローズアップ
    もう少し下った所の尾根道
    またまた現れた風化したザレの下り道


    少し登り返す
    まだ登って行く
    なかなか下っていかない
    山中の道


    またこんな所に出た
    いつになったら下れるのだろうか?
    ここから下に堰堤が2つ見える
    地獄谷より東の谷のようだ
    どうやらここからは下って行くばかりのようだ


    道を下る
    良く見かける侵食された荒れた下り道
    こんな小さな標識もある


    山中の道を下る
    高速道路高架下から地獄谷へ向かう道に出る
    今下って来た東尾根道
    赤ペンキのある方の道


    地獄谷へ向かう道(地獄谷方向)
    高速道路高架をくぐって行く
    大池駅に無事に戻って来た


     各地点の到着時刻、所要時間は次のとおり。

    神戸電鉄大池駅 8時24分出発
     〜(17分)〜石楠花谷取り付き 8時41分着、8時44分発(3分準備)
     〜(41分)〜石楠花谷第二砂防ダム 9時25分通過
     〜(10分)〜2段の滝 9時35分通過
     〜(31分)〜石楠花谷第三砂防ダム 10時6分通過
     〜(22分)〜石楠花谷第四砂防ダム 10時28分通過
     〜(30分)〜谷道と尾根道との分岐 10時58分通過
     〜(58分)〜地獄谷西尾根出合 11時56分通過
     〜( 4分)〜ダイヤモンドポイント(ノースロードへ) 12時0分着、12時20分発(20分休)
     〜( 6分)〜丁字ケ辻方向への分岐 12時26分通過
     〜( 5分)〜地獄谷道出合 12時31分通過
     〜( 5分)〜シュラインロード出合 12時36分通過
     〜( 6分)〜地獄谷東尾根取り付き 12時42分通過
     〜(18分)〜六甲アルプス分岐 13時0分通過
     〜(68分)〜地獄谷への道出合 14時8分通過
     〜(21分)〜神戸電鉄大池駅 14時29分着

     万歩計による歩数:21,360歩
     歩いた距離:約10.6km